sugiyama gaku


「sugiyamakaguで、フレーム作れるんですか?」と、よくお客様から驚かれます。特にここ数年、ありがたい事にフレームのご注文が多いです。

sugiyamakagu でご提案させて頂くフレームの特徴は、サイズにもよりますが「フレーム幅が25mm 〜 40mmで、その幅の中に いかに良い木目を持っていくか」

につきます。日々、家具製作をしていても「ここの木目が奇麗だから、引き出しの前板につかおう」などと、考えながら製作しています。面積が大きい家具のパーツは

少しだけ意識しておればイメージ通りの木柄が配置でき木目も生きます。

しかし、フレーム製作の場合では「25mm〜45mmの幅にいかに良い木柄を配置し、木目を生かすか」が、かなり難しくなってきます。

一つのフレ—ムを製作するにしても時間をかけ材木を一枚一枚確認しながら吟味していきます。ここの行程に製作時間の半分位を使う事もあります(笑)

相手が自然素材だけに、こちらの都合ばかりではうまい事いきません。

ここで少しばかり今まで製作させて頂いた、フレームをご紹介させて頂きます。

お客様がヨーロッパでご購入されたレースを額装しました。

キャンバス絵画の厚みが20mmあり、絵画と表面のガラスとの間に10mmの隙間をあけ立体感を出しています。

様々な木肌のウォールナット材と錆びた鉄を15mm幅で4列組み合わせ、パッチワーク状にしたフレームです。気の遠くなりそうな作りのムレームです・・・・・・

長男が広告の裏に描いてくれた、僕の絵です。事務所の壁に押しピンで止めていたのですが、せっかくなので額飾してみました。

我が子の自慢で申し訳ないのですが実に素晴らしい作品に見えます。

1pソファー

座面と背面が「くの字」で一体になっており、それを支えるシンプルなフレーム。この1pソファーは僕が23歳頃に試行錯誤しながら製作した物です。

高校生の時は、あまり開かなかった『インテリア計画』という教科書を片手に、座面や背もたれの角度や大きさ。SH(座面の高さ)や腰があたる位置、肩のあたる位置

などを一つ一つ考えながら、ベニアの裏に何枚も原寸図を書いてはサンプルを作ってた事を思い出します。

その時に端材で製作したサンプルは、今でも休憩室でまったり本を読んだり、テレビを見たりするのに重宝しております。

部材を少なくしシンプルで強度を上げるフレームを製作するため、少し手の込んだ仕口をしています。

1pソファー(http://www.sugiyamakagu.com/?page_id=96)

動物 パズル (子供のオモチャ)

sugiyamakagu  オリジナル動物パズル。製作当初はお部屋のディスプレーにと思い、3ピースの像パズル(写真左下)を作り始めました。

我が家持ち帰り飾っていると、いつの間にか子供達の遊び道具になっておりました。長男から「他の動物は作らんの?」と、毎日のように

言われ、「任せとけ!」と言い、生まれたのが「ライオン」「猫」「カバ親子」「ペンギン」写真にはないですが「ワニ」を製作しました。

「ライオン」「カバ親子」「ペンギン」は、木がそれぞれ持つ色や質感を感じて頂けるよう、それぞれのピースを違う樹種を組み合わせて一つの形にしております。

今回、ご出産のお祝いでセットでご購入して頂く事となり、ぴったり収まるケースも製作させて頂きました。

ベットサイド チェスト ブラックチェリー材 

ベットの横に置くチェストを製作させて頂きました。

この頃、涼しいと言うよりも寒くなってきた朝晩。我が家では夕食を終えると、布団に潜り込み子供達との読書が日課になっております。

これからのシーズンは、より一層お布団が恋しくなりそうです。

今回、ご依頼を頂いたお客様もベットに入り音楽を聞きながら読書を楽しんでおられるようで、読みかけの本やオーディオ、飲みかけのドリンクを

チェストに置いて、ゆっくり夜を満喫されるようです。(そのため、ベットの高さより少し高めに設定しました)

書類ストック棚


地味で緻密な作業が続いたここ数日。ずいぶんカタチになって来た箱、箱、そして箱。今日は、社長にオイル塗装を手伝ってもらいました。

オイルをスーット吸い込み、濡れ色になったホワイトオーク材。木目がハッキリ見え、それぞれの材が持つ色目のコントラストに「うっとり」する程、美しいです。

この時間が地味な作業をして来た自分への、ささやかなプレゼントだと思っております。

ミニチュア家具(4Pソファー)

ミニチュア4Pソファーを製作させて頂きました。sugiyamakagu  のミニチュア家具は実寸の1/6で製作しており可愛らしいイメージですが

今回製作した、ミニチュア4Pソファーのサイズは500mm 弱と大迫力!(実際のサイズだと 500mm  ×6  =3000mm 位)

ミニチュアにしては大迫力。それでいてミニチュアらしさも出ている仕上がりになりました。

座面、背面に使用している張り地は実際にソファー等で使用するものを使い、クッションも内部にもフカフカのウレタンクッション

を使っています。(本職の椅子張り屋さんに外注に出しております)ウッドフレームも実際の組み方を意識し、壊れにくいようにしております。

今回、ご依頼を受けた方は、オリジナルでクマの人形を制作されており、チョコンと座ったクマさん達の粋った顔を見るのを凄く楽しみにされておりました。

 

ダイニングテーブル(ホワイトオーク材)

一つ家具を製作させて頂く場合、その家具に必要な材料の2倍〜3倍の材木から一枚一枚、吟味して選んでいきます。

特にダイニングテーブルの天板の木取りには気を使います。木柄、色目をバランスよく配置できるかどうかで、善し悪しが決まります。

今回も頭の中でイメージしていた天板に仕上がりました。



Information.

 

sugiyamakagu 誠に勝手ながら、10/8(土)〜10/10(月)   の3日間お休みを頂きます。

 

チェスト ブラックチェリー材

10月に入ってから朝晩めっきり寒くなりながらも「Tシャツ短パン+タオルケット」というスタイルで寝ていた僕。まんまと、風邪をこじらしてしまいました。

しかし、色々とご依頼を頂いているいじょう一日たりとも休みません!「そんなの当たり前!自己管理が甘い!」と、妻に一刀両断・・・・・・。

現在、何件かのご依頼を同時に進行させて頂いております。その中の一つがブラックチェリー材のチェストです。ベットの横に配置されるという事もあって

小振りなサイズとなっております。サイズは小さいですが、存在感は大きい物になっています。ブラックチェリー材は木肌が緻密で美しい仕上がりになります。

また経年変化で驚く程、色が濃くなり重厚な家具へと姿を変えていきます。

http://skagu.exblog.jp/14642289/ ← 以前、ブラックチェリー材で製作したデスクです。経年変化を見て頂けると思います。

ダイニングテーブル(ホワイトオーク)

大勢で食事をされる事が多い、お客様からのご依頼でW1800と大きなダイニングテーブルを製作させて頂いております。

最大で8人で食卓を囲めると思います。「とてもにぎやかで、楽しそうな時間が流れるんだろうなぁ〜」と、今から想像できます。

私も家族を持ち「食事の時間がいかに大切か」「皆で顔を合わせて同じ時間を過ごす大切さ」に、改めて気付かされました。

また、我が家では「子供がお絵描きや工作をしたり」「妻が裁縫をしたり」「僕が晩酌したり」と、家族の中心に位置する物になっています。

「家族の中心」となる ダイニングテーブル を意識しながら製作を進めて参ります。

こちらのダイニングテーブルの完成写真は http://www.sugiyamakagu.com/?p=1523 ← で、見ていていただけます。

 

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