sugiyama gaku
- 11月 8th, 2011
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「sugiyamakaguで、フレーム作れるんですか?」と、よくお客様から驚かれます。特にここ数年、ありがたい事にフレームのご注文が多いです。
sugiyamakagu でご提案させて頂くフレームの特徴は、サイズにもよりますが「フレーム幅が25mm 〜 40mmで、その幅の中に いかに良い木目を持っていくか」
につきます。日々、家具製作をしていても「ここの木目が奇麗だから、引き出しの前板につかおう」などと、考えながら製作しています。面積が大きい家具のパーツは
少しだけ意識しておればイメージ通りの木柄が配置でき木目も生きます。
しかし、フレーム製作の場合では「25mm〜45mmの幅にいかに良い木柄を配置し、木目を生かすか」が、かなり難しくなってきます。
一つのフレ—ムを製作するにしても時間をかけ材木を一枚一枚確認しながら吟味していきます。ここの行程に製作時間の半分位を使う事もあります(笑)
相手が自然素材だけに、こちらの都合ばかりではうまい事いきません。
ここで少しばかり今まで製作させて頂いた、フレームをご紹介させて頂きます。
お客様がヨーロッパでご購入されたレースを額装しました。
キャンバス絵画の厚みが20mmあり、絵画と表面のガラスとの間に10mmの隙間をあけ立体感を出しています。
様々な木肌のウォールナット材と錆びた鉄を15mm幅で4列組み合わせ、パッチワーク状にしたフレームです。気の遠くなりそうな作りのムレームです・・・・・・
長男が広告の裏に描いてくれた、僕の絵です。事務所の壁に押しピンで止めていたのですが、せっかくなので額飾してみました。
我が子の自慢で申し訳ないのですが実に素晴らしい作品に見えます。