実際にメンテナンスを実行して行きましょう。
(オイル塗装で仕上げたの家具をメンテナンス。Vol.1 は、こちら→http://www.sugiyamakagu.com/?p=3011)
①表面の汚れを、硬くしぼった台拭きで綺麗に拭き取る。
普段は軽くサッと拭き取るだけでしたが、今日は両手を使い「思いっきり」拭き取りしました。
すると、白い台拭きの拭いた面が 「少し黒く」なりました。
②台拭きで取りきれなかった汚れを、目の細かい紙ヤスリ(♯400)をかけ、取り除く。
木の木目に沿って、全体をまんべんなくペーパーをかけしましょう。
台拭きで取れた汚れは「水で汚れが浮いたもの」だけです。
「硬くこびり付いた付着物」には、目の細かい紙ヤスリを使い取り除きましょう。
③紙ヤスリで取れた汚れを、硬くしぼった台拭きで綺麗に拭き取る。
①と同じ行程を繰り返して下さい。(台拭きが汚れたら、綺麗に洗い流して下さい)
④表面が渇いている事を確認し、ワックスを塗る。
⑤ワックスを布に付け、木に刷り込むように塗り込む。
さー、とうとうワックス掛けです!30cn角の布を3回折りたたみ、先端にワックスを付けます。
机の端から、木目に沿って円を書くように「する込むように」塗って行きます。
⑥半分位塗り終えたら、渇いた布で余分なワックスを新しいウエスで拭き取る。
広い面を塗る時は、一度に全て塗らず「半分 or 1/3程」を目安に、一度拭き取りましょう。
(拭き取り用の布は、新しい布を使いましょう。)
長い間、塗った面を放置していると、乾き始め「拭き取りにくくなりますよ。」
⑦残りの半分を仕上げる。
さー、もう少しです。頑張りましょう。
⑧また、綺麗なワックスで全体を拭き取る。
えーっ!まだ続きがあるんですか!!と、感じた方は、一度休憩を取って下さい(笑)ここからが肝心ですよ。
少し休憩を取った後、塗った面を良く見て下さい。「塗りムラがあったりしませんか?」
「少し気になる箇所はありませんか?」 そんな時にはもう一度、綺麗な布で全体を拭いて下さい。
気になる箇所が無くても、塗ったワックスを「拭き取って下さい」
この事で仕上がりが大きく左右しますよ。
次回は、メンテナンス後のお写真をご紹介いたします。お楽しみに!
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