Archive for 11月, 2011

丸亀町「モノイチ」

sugiyamakagu  今年最後のイベント「モノイチ」に出店してきました。ちょうど、同じ日時で「アジア太平洋盆栽水石高松大会」(ASPAC高松大会)

が市内で開催されていたみたいで、世界的な盆栽ブームのせいでしょうか、海外のお客様も多く見られました。

まったく英語が話せない私は、ボディーランゲージでその場をしのぎました。噂によると「1億円の盆栽に買い手がついた」とかで、大変盛り上がってたそうです。

「モノイチ」はといいますと、土曜日はあいにくの空模様でお客様は少なかったですが、日曜日は天気も回復し買い物客でにぎわいました。

今回のイベント用に製作した「クリスマスツリー」は、まずまずの好感触で沢山のお客様に喜んで頂きました。

それ以上に、ツリーに飾る為に製作した「オーナメント」をバラ売りにしていたのですが、そちらの方がどんどん無くなっていってました。

だんだん、クリスマスツリーがオーナメントを販売する為だけのディスプレーに見えてくる程でした。

 

Christmas tree

SIZE  W120 X 120 H410

オーナメントセット ¥5,000ー

ツリー単体     ¥3,500ー

枝は幹に差し込んで組み立て、幹は下の台の裏からネジで組み立てます。

シーズンが終われば収納するのも良いでしょうが、枝にネックレスや指輪、鍵を吊るす事も出来ます。

丸亀町マルシェ「モノイチ」クリスマス

気が付けば、今年も残り1ヶ月半ですね。12月に入れば年末モード全開になり、世間は慌ただしくなるでしょう。

僕は、ラジオから聞こえてくる音楽で季節の変化をいちばん感じる時期です。ユニコーンの「雪が降る街」を聞けば、なおさらです。

さて、今年はありがたい事に色々なイベント出店のお話を頂き、夜な夜な 雑貨製作に追われていた気がします。

そして、今年最後のイベント、丸亀町マルシェ「モノイチ」11/19(土)20(日)に sugiyamakagu 出店いたします。

11月も後半ということで、街のイルミネーションもクリスマス仕様になっているはず。ドーム下には大きなクリスマスツリーもあり

クリスマス、クリスマス、クリスマス だと思います。

sugiyamakagu  今年も「クリスマスツリー」を 製作しました。去年とは違ってオリジナルでオーナメントを造りました。

http://skagu.exblog.jp/13644005/ ←(昨年、製作したクリスマスツリー。今年も製作しております。)

家族でわいわいとオーナメントを吊るしにぎやかな感じにするのもよいでしょうし、枝にそっと置きスーマートな感じにするのもよい。

何もオーナメントを付けないのもいいでしょう。オリジナルのアレンジで、クリスマス気分を感じて頂ければ幸いです。

仕事をすればどうしても出てくる端材。小物の製作にも使えないし他に実用方法が無い物は、薪用に長さを揃えてカットし段ボール箱にストックしています。

ある程度たまれば、ご近所でお風呂の湯を沸かすのに薪を使っているお宅に持って行きます。薪に火をつけ沸かしたお湯は体の芯まで暖まるそうです。

また、長男が通う幼稚園で餅つきをする事になり、そこでも活躍してくれそうな薪。パチパチと燃える木を見てると、とても心が穏やかになります。

sugiyama gaku


「sugiyamakaguで、フレーム作れるんですか?」と、よくお客様から驚かれます。特にここ数年、ありがたい事にフレームのご注文が多いです。

sugiyamakagu でご提案させて頂くフレームの特徴は、サイズにもよりますが「フレーム幅が25mm 〜 40mmで、その幅の中に いかに良い木目を持っていくか」

につきます。日々、家具製作をしていても「ここの木目が奇麗だから、引き出しの前板につかおう」などと、考えながら製作しています。面積が大きい家具のパーツは

少しだけ意識しておればイメージ通りの木柄が配置でき木目も生きます。

しかし、フレーム製作の場合では「25mm〜45mmの幅にいかに良い木柄を配置し、木目を生かすか」が、かなり難しくなってきます。

一つのフレ—ムを製作するにしても時間をかけ材木を一枚一枚確認しながら吟味していきます。ここの行程に製作時間の半分位を使う事もあります(笑)

相手が自然素材だけに、こちらの都合ばかりではうまい事いきません。

ここで少しばかり今まで製作させて頂いた、フレームをご紹介させて頂きます。

お客様がヨーロッパでご購入されたレースを額装しました。

キャンバス絵画の厚みが20mmあり、絵画と表面のガラスとの間に10mmの隙間をあけ立体感を出しています。

様々な木肌のウォールナット材と錆びた鉄を15mm幅で4列組み合わせ、パッチワーク状にしたフレームです。気の遠くなりそうな作りのムレームです・・・・・・

長男が広告の裏に描いてくれた、僕の絵です。事務所の壁に押しピンで止めていたのですが、せっかくなので額飾してみました。

我が子の自慢で申し訳ないのですが実に素晴らしい作品に見えます。

1pソファー

座面と背面が「くの字」で一体になっており、それを支えるシンプルなフレーム。この1pソファーは僕が23歳頃に試行錯誤しながら製作した物です。

高校生の時は、あまり開かなかった『インテリア計画』という教科書を片手に、座面や背もたれの角度や大きさ。SH(座面の高さ)や腰があたる位置、肩のあたる位置

などを一つ一つ考えながら、ベニアの裏に何枚も原寸図を書いてはサンプルを作ってた事を思い出します。

その時に端材で製作したサンプルは、今でも休憩室でまったり本を読んだり、テレビを見たりするのに重宝しております。

部材を少なくしシンプルで強度を上げるフレームを製作するため、少し手の込んだ仕口をしています。

1pソファー(http://www.sugiyamakagu.com/?page_id=96)

動物 パズル (子供のオモチャ)

sugiyamakagu  オリジナル動物パズル。製作当初はお部屋のディスプレーにと思い、3ピースの像パズル(写真左下)を作り始めました。

我が家持ち帰り飾っていると、いつの間にか子供達の遊び道具になっておりました。長男から「他の動物は作らんの?」と、毎日のように

言われ、「任せとけ!」と言い、生まれたのが「ライオン」「猫」「カバ親子」「ペンギン」写真にはないですが「ワニ」を製作しました。

「ライオン」「カバ親子」「ペンギン」は、木がそれぞれ持つ色や質感を感じて頂けるよう、それぞれのピースを違う樹種を組み合わせて一つの形にしております。

今回、ご出産のお祝いでセットでご購入して頂く事となり、ぴったり収まるケースも製作させて頂きました。